2008年02月15日

タタ自動車がワンラックカーを発表

かねてより噂されていた超低価格自動車「ワンラックカープロジェクト」が、遂に完成の時を迎えたようです。インドのタタ自動車が、1月10日に、一台10万ルピー(ワンラック=約28万円)で買える低価格自動車「ナノ」を発表、世界に衝撃を与えました。

コスト削減のためエアコン、ラジオ、パワーウインドーなどは付いておらず、ワイパーも1本、ドアミラーも運転手側だけと、装備は最小限に絞り込んでいるようです。助手席や後部座席も搭載されていますが、車体が軽自動車以上に小さいために、お世辞にも快適な空間とはいえません。しかし、それを差し引いても30万円以下で新車が売られる衝撃のほうが大きいですね。

これに対して、トヨタやBMWやルノーなどインドに進出している自動車メジャーは、低価格競争には乗らず、富裕層向けの高級車市場に特化していく方針なようです。

タタ自動車の株価は、発表を受けてもあまり反応していません(むしろ値下がりしている)。この時期は世界同時株安が起こっていたことも影響しているでしょうが、30万円未満の車を売っても利益は出ず、あくまで広告塔やコンセプトカーという位置付けだと、市場では見られているのでしょう。

タタ自動車〜ワンラックカープロジェクトの解説など
posted by brics at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | インド
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